法テラスを利用して自己破産したい場合に知っておくべきこと

2018年3月7日

自己破産を考える場合、通常なら弁護士や司法書士に依頼することが多いのですが、こういった専門家にいきなり相談するのはハードルの高いことですし、かかる費用も気になるところです。

状況から考えても自己破産をするくらいなのですから当然お金に困っているのでお金がかかる方法はあまり現実的ではなく、法律相談というのは普段から経験するようなものでもありませんので気が引けてしまうというのもあります。

法テラスとは

そんな人たちに利用して欲しいのが法テラスです。法テラスは非常に便利な相談窓口となっていて、各種債務整理の手続きを行う際にも利用することができます。

利用する上でメリットだけでなくデメリットもありますので、どちらもしっかりと把握した上で利用すべきなのかを検討したいところです

法テラスは法的支援を行う機関であり、正式名称を日本司法支援センターといいます。設立されたのは平成18年のことであり、現在では全国に拠点がありますので気軽に相談を行える場所として定着しつつあります。

専門的な知識が必要な問題を抱えていてどのように対処をしたら良いのかが分からない、相談したいけれどどこに出向いたら良いのかが分からないという場合に利用されており、実際に使いたい時には事前に問い合わせをします。

相談してみて実際に法的手続きが必要になったら弁護士費用がかかりますが、その費用の一部を立て替えてもらうこともできますので、お金に困っている人の強い味方となります

最初に問い合わせを行う時には窓口でも受け付けていますし、メールや電話でも行うことが可能です。メールや電話なら一括で相談を受け付けていますので、わざわざ最寄の窓口を見つける必要がありません。

問い合わせればどのように手続きをすれば良いのかや裁判所のことなども教えてもらえますが、対処法を知ることができるわけではありませんので解決法を求めるためにはまた別の法律相談が必要になるケースも多いようです。

法律相談を受ける際には一般的な事務所を頼る以外にも、条件を満たすことで法テラスを無料で利用することができます。利用のしやすさ以外ではこの部分が最大のメリットであり、クリアするべき条件とは収入が一定額以下であること・勝訴や紛争解決、自己破産が認められるという見込みがあること・法的手続きをすることで得られる利益が民事法律扶助の趣旨に適していることの3つが挙げられます。

特に重要になるのが収入額ですので、自分が当てはまるのかをあらかじめ調べておくと便利です。収入などの資力を証明する手段としては、給与明細や課税証明書、確定申告書の写し、生活保護受給証明書、年金証書の写しなどが使えます。

具体的な相談内容

条件を満たしていると認められれば法律相談のための予約をして、30分程度の時間で相談を行うことになります。実際に出向くとその時に当番になっている弁護士や司法書士がいて、自己破産の具体的なやり方やメリット、デメリットを教えてもらうことができます。

詳細を知った上で本当に行うかを決めることができますので、知識のない人にとって大きな助けとなります。条件を満たさない場合でも、有料にて相談を受け付けてくれますので利用すること自体は可能です。

このように無料になったり有料でもかなり安く済ませられる点がメリットであり、立替えをしてくれるのも見逃せないポイントです。ただし、弁護士の質が一定ではありませんので問題処理能力が低かったり、思うような対処をしてもらえない可能性もあります。

破産手続きの場合には一刻も早く行いたいと考えるのが普通ですので、担当弁護士によっては処理が遅れてしまう可能性があることも考慮しなければなりません